地域情報ブログ

北海道その他2023.11.24

北海道にある国宝、「北海道白滝遺跡群出土品」と「中空土偶【茅空】」

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こんにちは。リージョナルキャリア北海道のコンサルタント、千葉です。

皆さんは、北海道にも国宝があるのをご存じでしょうか。

北海道には国宝に指定されているものが二つあるのですが、筆者はそのうちの一つである【茅空】のファンです。

北海道にある国宝をご存じなかった方、見たことがない方にはぜひ知っていただきたい、できれば見ていただきたいとの思いで今回ご紹介いたします。

重要文化財と国宝

そもそも国宝とは何でしょうか。

文化庁のWEBサイトによると、

「文化財保護法において,文部科学大臣は,我が国にとって歴史上又は芸術上価値が高く重要なものは重要文化財として,重要文化財のうち世界文化の見地から価値が高いもので,たぐいない国民の宝たるものを国宝に指定することができる」

※引用:文化庁HP内「国宝・重要文化財の公開に関する取扱要項(平成30年1月29日改訂)」(最終閲覧日2023年11月24日)

とあります。

定義は分かりましたが、皆さんはどんなものをイメージされるでしょうか。

仏像?絵画?刀剣?建造物?一般的にイメージするのはこのあたりでしょうか。

国宝には、美術工芸品として絵画、彫刻、工芸品、書跡・典籍、古文書、考古資料、歴史資料があり、これらに加えてという建造物というくくりがあります。

全て合わせると1,137件が指定されているとのことで、最も多いのは工芸品の254件で、続いて建築物の231(295棟)件、書跡・典籍の232件と続きます。

※参照元:文化庁WEBサイト(最終閲覧日2023年11月24日)

北海道の国宝

北海道に国宝が二つあるということについて、道民の私としては「二つもある」という誇らしい気持ち(私個人には何も関係ありませんが)です。

ではさっそく、それらをご紹介していきましょう!

|北海道白滝遺跡群出土品

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※画像引用:北海道教育員会HP

まず一つ目は紋別郡遠軽町、赤石山の麓にある北海道白滝遺跡から出土した「北海道白滝遺跡群出土品」です。

平成7年から16年にわたって行われた発掘調査でおよそ700万点という膨大な量の石器が発見され、令和5年にうち1,965点が国宝に指定されました。

これらの石器は約15,000~30,000年前のもので、後期旧石器時代前半期の小形剥片石器(はくへんせっき。打製石器のひとつ)を主体とした石器群と、同時代後半期の細石刃石器(さいせきじんせっき)群、および細石刃石器群に尖頭器を伴う石器群などが含まれています。

国内における旧石器時代の遺物のなかでも内容、質量ともに充実しており、当時の日本の人々の暮らしを垣間見ることができる、世界的にも貴重な出土品とされています。

※参照元(最終閲覧日2023年11月24日):

白滝ジオパーク推進協議会WEBサイト

北海道教育委員会WEBサイト

|中空土偶【茅空(かっくう)】

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※以下、写真は全て筆者撮影です。

そしてもうひとつは、南茅部町(現 函館市南茅部地区)で発見された縄文時代の中空土偶(中が空洞の土偶)、通称「茅空(かっくう)」です。今回私が個人的に推したいのはこちらです!

この中空土偶「茅空」はおよそ3,500年前に作られた土偶だとされています。

1975年に南茅部町(現 函館市南茅部地区)のジャガイモ畑で発見され、1979年に重要文化財、2007年に北海道で初の国宝に指定されました。この「茅空」という呼び名は、土偶が発見された南茅群の「茅」と中空土偶の「空」を組み合わせたものです。

大きさは高さ41.5cm、肩幅20.1cmで、2012年に初めて見たときは「思ったより大きい」という印象を持ちました。

私は2012年に「函館市縄文文化交流センター」で初めて見て以来、その芸術性、美しさ、なんとも言えない見た目(表情)に魅せられてしまい、すっかりファンになってしまいました。

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2023年7月22日~10月1日の間、札幌市厚別区にある北海道博物館で「北の縄文世界と国宝」という特別展(※終了しています)が行われ、「茅空」は目玉のひとつとして展示されました。

この特別展は、北海道・北東北の縄文遺跡群が縄文時代の人々の生活と精神文化を今に伝える貴重な文化遺産であるとして、2021年に世界文化遺産に登録されたことを記念し、開催されたものです。

「茅空」の大ファンである筆者は家族で見に行ってきました!

会場にはこの「茅空」のほかにも、縄文時代の出土品が複数展示されていました。

※参考(最終閲覧日2023年11月24日):

北海道教育委員会WEBサイト

函館市縄文文化交流センターWEBサイト

北の縄文道民会議WEBサイト

まとめ

北海道の魅力を考えるにあたって、歴史・文化の面からアプローチすべく「国宝」をご紹介しました。

実物を見て歴史に思いを馳せると、言いようのないロマンを感じるはずです(個人的な感想)。

また、歴史を学ぶことは好奇心を掻き立てるきっかけになりますので、お子さんと見に行くことを特にお勧めいたします!


おまけ

北海道博物館の特別展開催に際して特設の売店があり、国宝展に関連するグッズが売られていました。

私の熱狂を見た小学5生の娘がクッキーの型を買い、素敵なクッキーを作ってくれました。

ありがとう!!!

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コンサルタント 
千葉 悠樹

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