2023.11.13
首都圏から新潟へのIターン経験者が語る。移住して感じた「新潟県の良いところ」
リージョナルキャリア新潟のコンサルタント、榊原です。
日々U・Iターン転職希望者と面談をする機会がありますが、私自身も3年前に東京から新潟へIターンをしました。
前回のブログでは、実体験をもとに「初めてのIターンで出会った、予期せぬ出来事と注意点」についてお話ししました。今回は個人的に想定外だった「新潟県の良いところ」をお伝えします。
新潟県全体で大雪が降るわけではない!
移住する前は「新潟県の雪」と聞くと、よくニュースで報道される魚沼の大雪や越後湯沢のスキー場の印象が強く、雪の日は移動できないと思い込んでいました。実際、地域によってはイメージ通りの大雪が降りますが、新潟市周辺は比較的降雪量は少ないと感じます。
令和3年度の積雪観測では、新潟市の最大積雪深は13cmでした。平成元~令和4年度の平均積雪深でも29cmで、十日町の191cmや上越市の90cmと比較すると、新潟市は雪が少ないことがわかります。
現在新潟市内に暮らしていますが、雪によって通勤できなかったり立ち往生を強いられた経験はなく、想像よりは影響が少なかったです。
(参照:新潟県土木部道路管理課調べ )
新潟県の豊かな食事
新潟県の農作物といえばまずお米が浮かびますよね。そこから食事が美味しいことは想定していましたが、移住して驚いたのが「ラーメン店の多さ」です。
新潟の5大ラーメンと称される「新潟あっさり醤油ラーメン」「新潟濃厚味噌ラーメン」「燕三条背脂ラーメン」「三条カレーラーメン」「長岡生姜醤油ラーメン」を中心に、新潟県はラーメン激戦区。新潟市の「外食における中華そばの世帯支出額」は12,562円と、山形市に次ぐ全国2位になっています。
私も移住してからはお米や海鮮に加えてラーメンを食べる機会が増え、新潟の豊かな食生活を満喫しています。
(参照:総務省統計局 2022年 家計調査)
県外へのアクセスが便利
新潟県は山形県、福島県、群馬県、富山県、長野県に隣接しており、どの方面にも車でアクセスできる高速道路が通っています。また、上越新幹線は新潟~東京間を片道約2時間で走行しますので、関東圏へも気軽に行くことができます。
新潟空港からの飛行機は、成田・大阪・名古屋などの主要都市を中心に、北は北海道、南は沖縄まで国内線が運航しています(沖縄線の運航がない時期もあります)。
特に首都圏への移動手段は、高速バスや新幹線、飛行機、車など豊富にあり、選択肢が多いのは非常に魅力的ですよね。私自身も首都圏に行く際は、費用を抑えるために片道3,000円で高速バスを利用したり、時間を優先して新幹線を利用するなど、状況に応じて使い分けています。
今回は「新潟に住んでみた結果、想定外に良かったこと」を紹介しました。
新潟県と聞いてよくイメージされる「雪」「米」「日本酒」以外にも新潟の魅力はたくさんあります。U・Iターン転職を検討している方の参考になれば幸いです。
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