2023.03.03
【定点観測】岡山県の有効求人倍率-2023年1月、0.03ポイント低下の1.58倍
リージョナルキャリア岡山のコンサルタント、瀬川です。毎月定点観測している岡山県の有効求人倍率ですが、2023年1月の調査結果が発表されましたので今回も詳しく見てみたいと思います。
2023年1月の岡山県の求人倍率は「1.58倍」
2022年11月より横ばいとなっている岡山県の有効求人倍率ですが、2023年1月も引き続き横ばい(季節調整値が計上されたため実際は0.03ポイント低下)の『1.58倍』となりました。
有効求人倍率とは-
厚生労働省が発表する統計値の一つで、「求職者1人に対して、企業などから何件の求人があるか」を示します。有効求人倍率が1倍を上回ると求職者よりも求人数の方が多い(企業にとって人手が不足している)状況で、逆に1倍を下回ると求人数より求職者数が多い(求職者にとって仕事探しが難しい)状況となります。
有効求職者数が前月に比べて0.2%減少し、有効求人数が1.7%減少したことから、倍率としては低下する結果となっています。
主な産業の新規求人動向(対前年度比)
参照-岡山労働局 雇用情勢
学術研究・専門技術サービス(+9.7%)、生活関連サービス・娯楽(+6.5%)、サービス(+3.8%)
<減少>
宿泊・飲食サービス(-22.8%)、製造(-16.2%)、情報通信(-13.8%)、医療・福祉(-10.0%)、卸売・小売(-9.5%)、建設(-8.3%)、教育・学習支援(-4.8%)、運輸・郵便(-4.3%)
県内の雇用情勢について岡山労働局は『一部に厳しさがみられるものの、持ち直している』としています。今後も引き続き変化を注視していきたいと思います。
(参考)過去の求人倍率
-2022年12月(1.58倍)
-2022年11月(1.58倍)
-2022年10月(1.56倍)
-2022年9月(1.58倍)
-2022年8月(1.60倍)
-2022年7月(1.56倍)
-2022年6月(1.53倍)
-2022年5月(1.49倍)
-2022年4月(1.47倍)
-2022年3月(1.44倍)
-2022年2月(1.44倍)
-2022年1月(1.43倍)
-2021年12月(1.35倍)
-2021年11月(1.36倍)
-2021年10月(1.35倍)
-2021年9月(1.38倍)
-2021年8月(1.38倍)
-2021年7月(1.45倍)
-2021年6月(1.45倍)
-2021年5月(1.41倍)
-2021年4月(1.42倍)