2023.01.17
富山の住まい事情について
リージョナルキャリア富山のコンサルタント、砂坂です。
最近は、富山への移住を希望される方からの相談が多くなってきています。
そこで、富山の住まい事情について、住宅会社での勤務経験がある私の視点から、少しお話させていただきたいと思います。
全国から見た富山
富山県は、「持ち家比率」「住宅延床面積」で必ずと言っていいほど全国トップ3に入っており、全国から見ても富山県は「家を持っている人が多くて、広い」で有名です。
その理由として、「土地価格の安さ」が挙げられます。
都内では坪単価100万円を超える土地は珍しくありません。中には坪単価500万円以上する土地もあります。仮に坪単価100万円としても、30坪の土地を買うと3,000万円となり、土地だけでもかなりの負担となります。
一方、富山県では、一番人気のエリアである富山駅周辺でも坪単価30万円ほど。その他の人気エリアでも坪単価20万円前後の所が多く、仮に50坪の土地を買っても1,000万円ほどです。都内で土地を買うより、負担はかなり抑えられます。
土地の価格を抑えられる点も魅力ですが、やはり広さも魅力です。敷地が広いと、庭でバーベキューをしたり、家庭菜園をしたりと、多彩な楽しみ方が可能になります。
実際に私が担当した住居も、ほとんどの場合、敷地にゆとりがあったので、各々ご自身の楽しみを満喫できる住居を建てられていました。
「持ち家 vs 賃貸」論
このテーマは過去に何度も取り上げられておりますが、今でもたびたび話題になっているテーマです。「結局のところ、持ち家と賃貸はどちらがお得なのか?」実は結論が出ていません。
というのも、人それぞれ状況はさまざまで、前提条件に違いがあるためです。
- ・新築にどれぐらい費用をかけるのか
- ・家賃や敷金、礼金などいくらかかるのか
- ・年収や住宅ローンの金利の違い
他にも細かいことを挙げるとキリが無く、単純に金額面で持ち家と賃貸どちらが良いか比較するのは無理があります。(もし、持ち家と賃貸について、金額的な部分で詳しく比較検討されたい方は「ファイナンシャルプランナー」に相談されることも一つの方法です。)
私の個人的な視点からお話させていただくと、金額的な部分も大事なのですが、それぞれの「メリット」「デメリット」で比較検討をすると良いのではないかと思います。
持ち家は資産になりますが、簡単に住み替えができないことやメンテナンスにも費用がかかります。
一方、賃貸は住み替えは簡単ですが資産にはならず、老後も家賃を支払い続けなくてはいけません。
ついコストだけで判断しがちですが、ご自身のライフスタイルに合った住まい方はどちらなのか、それぞれの「メリット」「デメリット」に目を向けて検討されると良いかもしれません。
注意点として、U・Iターン転職で富山に移住される方は、転職して間もないうちは住宅ローンの融資が受けにくいため、はじめは賃貸にお住まいになるケースが多いです。仕事もプライベートも落ち着いてから、お住まいについて検討されることをオススメします。
リージョナルキャリア富山では、転職・キャリア相談はもちろんのこと、富山での生活についても富山在住のコンサルタントにご相談いただけます。ぜひお気軽にご相談ください。
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