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静岡2021.09.02

静岡県の有効求人倍率と全国完全失業率(2021年8月発表:7月分)

【現在の静岡県内の雇用情勢概況】

 

2021年8月 静岡労働局より2021年7月の静岡県内の有効求人倍率・有効求人数・有効求職者数が発表されました。

 (※すべて季節調整値)

7月の静岡県の有効求人倍率は1.22倍となり前月比0.08pt上昇しました。

全国の有効求人倍率は、1.15倍で前月に比べて0.02pt上昇しました。

ただし、求職者数が減った影響が大きく、
企業からの新規求人数はコロナ感染拡大以前の2019年7月と比べると、約22%減少しており、厚生労働省によると
「厳しい状況が続いている」ということです。

一方、静岡労働局の説明によると、全国有効求人倍率を上回った静岡県では、
「製造業を中心とした新規求人が伸びた」ということです。

    

≪ topics ≫

 求人倍率   有効求人倍率: 1.22倍(前月 +0.08pt)

 求職の状況  新規求職者数: 9,394人(対前年同月比 -18.6%、 一般は ‐20.3%)
 求人の状況  新規求人数 : 21,600人(対前年同月比+23.5%、一般は+29.7%)

    

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出典:静岡労働局「職業安定業務統計資料」

      

求人倍率

有効求人倍率(季節調整値)は 1.22倍/前月 0.08pt 増加。
新規求人倍率(季節調整値)は 2.37倍前月 0.25pt 増加。
正社員の有効求人倍率(原数値)は 0.94倍前年同月 0.21pt 増加。

 

地域別(原数値)

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求職の状況

新規求職者数は 9,394人/対前年同月比 18.6% 減少。
(一般/対前年同月比 20.3%の減少、パート/対前年同月比 15.2% 減少。)
雇用保険業務統計の動きからみると、 7月の資格喪失者数は 14,333人で対前年同月比 3.1% 減少。
(うち事業主都合による解雇者は838人/対前年同月比 47.5% 減少、解雇者の占める割合は前年同月 5.0pt 減少。)
雇用保険受給者実人員 13,183人/対前年同月比 18.6% 減少。

 

求人の状況

新規求人数は 21,600人/対前年同月比 23.5% 増加。
(一般/対前年同月比 29.7% 増加、パート/対前年同月比 13.7% 増加。)

産業別の新規求人(前年同月比/パートを除く)

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▼有効求人倍率とは???
 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数
 つまり、有効求職者数に対する有効求人数の割合です。
 倍率が「1」だとすると、求人数と求職者数が等しいということになり、
 上回れば求職者よりも求人数が多く、下回れば求職者数の方が多いことを示します。
 有効求人倍率が「1」を下回っていると転職しにくく、
 「1」を上回っていると転職しやすい状況にある、ということです。
 
 ※有効求人数:公共職業安定所(ハローワーク)を通じた企業からの求人数
 ※有効求職者数:公共職業安定所に登録している求職者数

   

   

   

【現在の日本国内の労働力調査】

 

総務省が 2021年8月に発表した 7月の労働力調査によると
就業者数は 4か月連続増加、完全失業者数は 18か月ぶりの減少。
7月の完全失業率(季節調整値)は 2.8%と前月に比べ 0.1pt低下。

 

≪ topics ≫

就業者数、雇用者数就業者数は 6711万人(前年同月比 +56万人)4か月連続の増加
完全失業者数完全失業者数は 191万人(前年同月比 -6万人)18か月ぶりの減少

完全失業率 完全失業率(季節調整値)は 2.8%(前月比 -0.1pt)

  

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出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」

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