お知らせ

静岡2023.04.04

【2023年3月発表】静岡県の最新雇用情勢|有効求人倍率は 1.27倍(前月‐0.02pt)

静岡労働局から、2023年2月の静岡県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。

     

     

現在の静岡県内の雇用情勢概況

         

topics 求人倍率  ≫≫≫ 有効求人倍率: 1.27倍(前月 - 0.02pt)
求職の状況 ≫≫≫ 新規求職者数:10,918人(前年同月比 + 8.6%) 
求人の状況 ≫≫≫ 新規求人数 :24,029人(前年同月比 ‐1.4%)

      

   

 <有効求人倍率とは>

 厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。
  

【算出方法】

 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)
   

【数字の見方】

 倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある) 
 倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い (転職しやすい状況) 
 倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)

  

※景気動向指数としての側面があります。

 労働市場の動きは景気とほぼ一致しているため、有効求人倍率は景気動向とほぼ一致して動く「一致指数」 
 景気が良くなってくると企業が採用を増やすため、新規求人倍率は景気動向に先行して動く「先行指数」と呼ばれています。

   

    

求人倍率

          

有効求人倍率(季節調整値)は 1.27倍 /対前月 0.02pt 減少
新規求人倍率(季節調整値)は 2.09倍 /対前月 0.05pt 減少
正社員の有効求人倍率(原数値)は 1.11倍 /対前年同月 0.05pt 増加

   

 2303‗有効求人倍率‗静岡.png

出典:静岡労働局「職業安定業務統計資料」

    

    

エリア別求人倍率.png

    

 

求職の状況

     

新規求職者数は 10,918 人 / 対前年同月比 8.6 % 増加
 (一般/対前年同月比 4.3 % 増加、パート/対前年同月比 16.1 % 増加)
雇用保険業務統計の動きからみると資格喪失者数は 13,443人 / 対前年同月比 5.7 % 増加
雇用保険受給者実人員 10,187 人 / 対前年同月比 3.4 % 減少

  

  

求人の状況

    

新規求人数は 24,029人 /対前年同月比 1.4 % 減少。
(一般/対前年同月比 5.3% 減少、パート/対前年同月比 5.0% 増加)

 

2303‗新規求人‗静岡.png

  

就職の状況

    

就職件数は 2,968件 /対前年同月比 5.5 % 増加。

就職率は 27.2 %/対前年度月比 0.8 % 減少
(一般/対前年同月比 5.7 % 減少、パート/対前年同月比 17.6 % 増加)

 

     

現在の日本国内の労働力調査

   

   

topics 就業者数、雇用者数:就業者数は 6667 万人(前年同月比 + 9 万人)  7ヵ月連続の増加
 完全失業者数  :完全失業者数は 174 万人(前年同月比 - 6 万人)  20ヵ月連続の減少
 完全失業率   : 完全失業率(季節調整値)は 2.6%(前月比 + 0.2pt )

  2303‗失業率.png

出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」

  

  

 

<完全失業率とは>

 総務省が発表する統計値の一つで「労働力人口のうち働く意思はあるが、就業していない人がどの程度いるか」を示します。 
 数値が高いほど、求職活動中の人が多いことを示します。  
      

【算出方法】 

完全失業率= 完全失業者 ÷ 労働力人口(就業者+完全失業者)× 100 

※景気動向指数としての側面 実際の景気動向と比較して遅れて変動するため「遅行指数」と呼ばれています。

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