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静岡2022.11.01

静岡県【最新の雇用情勢】有効求人倍率は1.33倍-2022年9月、2カ月連続上昇

静岡労働局から、9月の静岡県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。

     

     

現在の静岡県内の雇用情勢概況

     

     

topics 求人倍率  ≫≫≫ 有効求人倍率: 1.33倍(前月+0.01pt)
求職の状況 ≫≫≫ 新規求職者数:10,477人(前年同月比 + 0.1%) 
求人の状況 ≫≫≫ 新規求人数 :25,179人(前年同月比 +14.3%)

      

   

<有効求人倍率とは>

 厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。

【算出方法】

 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)

【数字の見方】

 倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある) 倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い (転職しやすい状況) 倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)

 

※景気動向指数としての側面

 労働市場の動きは景気とほぼ一致しているため、 有効求人倍率は景気動向とほぼ一致して動く「一致指数」 景気が良くなってくると企業が採用を増やすため、 新規求人倍率は景気動向に先行して動く「先行指数」と呼ばれています。

  

  

    

求人倍率

     

     

有効求人倍率(季節調整値)は 1.33倍 /対前月 0.01pt 増加
新規求人倍率(季節調整値)は 2.44倍 /対前月 0.18pt 増加
正社員の有効求人倍率(原数値)は 1.10倍 /対前年同月 0.12pt 増加

   

静岡有効求人倍率_2209.jpg

出典:静岡労働局「職業安定業務統計資料」

      

エリア別_202209.jpg

    

求職の状況

  

     

新規求職者数は 10,477 人 / 対前年同月比 0.1 % 増加
 (一般/対前年同月比 0.2 % 減少、パート/対前年同月比 0.7 % 増加)
雇用保険業務統計の動きからみると資格喪失者数は 14,340人 / 対前年同月比 1.4 % 増加
雇用保険受給者実人員 11,986 人 / 対前年同月比 5.9 % 減少

  

  

    

求人の状況

    

新規求人数は 25,179人 /対前年同月比 14.3 % 増加。
(一般/対前年同月比 12.7 % 増加、パート/対前年同月比 17.1% 増加)

産業別_202209.jpg

    

現在の日本国内の労働力調査

   

   

topics 就業者数、雇用者数:就業者数は 6766 万人(前年同月比 +40 万人)  2ヵ月連続の増加
 完全失業者数  :完全失業者数は 187 万人(前年同月比 -7 万人)  15ヵ月連続の減少
 完全失業率   : 完全失業率(季節調整値)は 2.6%(前月比 +0.1pt)

   

失業率.jpg

出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」

  

  

 

<完全失業率とは>

 総務省が発表する統計値の一つで「労働力人口のうち働く意思はあるが、就業していない人がどの程度いるか」を示します。 数値が高いほど、求職活動中の人が多いことを示します。 

【算出方法】  完全失業率= 完全失業者 ÷ 労働力人口(就業者+完全失業者)× 100 

※景気動向指数としての側面 実際の景気動向と比較して遅れて変動するため「遅行指数」と呼ばれています。

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