2022.03.08
【静岡県】有効求人倍率-2022年1月、1.18倍(前月+0.04)/改善は5か月ぶり
静岡労働局から、1月の静岡県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。
(※すべて季節調整値)
1月は自動車産業を中心とした製造業が堅調だったほか、
製造業の輸送需要増を受けて運輸業・郵便業が伸び、
製造業や運輸業などを中心に新規求人数が増えました。
雇用情勢判断は据え置きとなりました。
静岡労働局は「企業の新型コロナウイルス禍での対応も進んでおり、
製造業を中心に改善するだろう」と話しています。
(参考:日本経済新聞 静岡経済 2022/03/04)
<有効求人倍率とは>
厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。
【算出方法】
有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)
【数字の見方】
倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある)
倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い (転職しやすい状況)
倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)
求人倍率
● 有効求人倍率(季節調整値)は 1.18倍 /前月より 0.04pt 増加
● 新規求人倍率(季節調整値)は 2.17倍 /前月より 0.08pt 減少
● 正社員の有効求人倍率(原数値)は 1.05倍 /前年同月より 0.20pt 増加
求職の状況
● 新規求職者数は 11,051人 / 対前年同月比 0.4% 増加
(一般/対前年同月比 0.7% 増加、パート/対前年同月比 同水準。)
● 雇用保険業務統計の動きからみると資格喪失者数は 16,584人 / 対前年同月比 16.6% 増加
● 雇用保険受給者実人員 11,015人 / 対前年同月比 17.5% 減少
求人の状況
新規求人数は 24,929人 /対前年同月比 15.6% 増加。
(一般/対前年同月比 17.1% 増加、パート/対前年同月比 13.3% 増加。)
現在の日本国内の労働力調査