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静岡2021.11.30

【静岡県】有効求人倍率-2021年10月、1.16倍(前月-0.05)/全国版求人倍率と失業率

【現在の静岡県内の雇用情勢概況】

 

静岡労働局より10月の静岡県内の有効求人倍率・有効求人数・有効求職者数が発表されました。

 (※すべて季節調整値)

10月の静岡県の有効求人倍率は 1.16倍 となり前月比 0.05pt 下回りました

全国の有効求人倍率は、1.15倍 で前月に比べて 0.01pt 下回りました。

有効求人倍率は、2カ月連続で前月を下回ったものの、静岡労働局は「新規求人数は伸びており、雇用は堅調に推移している」としています。
雇用の先行指標とされる新規求人倍率(季節調整値)は2.18倍(前月比0.02ポイント増)、
新規求人数:2万2869人(前年同月比8カ月連続増)。
飲食や卸小売業などの低迷は続いていますが、需要の旺盛な製造業などがけん引しました。
正社員の有効求人倍率は0.98倍と前年同月を0.24ポイント上回りました。
静岡労働局は雇用情勢判断を前月から据え置き、今後の見通しについては
「半導体不足の解消を見込んだ自動車関連企業を中心に改善していく」としました。   

        

≪ topics ≫

 求人倍率   有効求人倍率: 1.16倍(前月 -0.05pt ) ★2ヵ月連続の低下

 求職の状況  新規求職者数: 10,711(対前年同月比 - 7.2% 、一般は ‐ 9.2%
 求人の状況  新規求人数 : 22,869人(対前年同月比 +13.5% 、一般は +15.6%

    

求人倍率10月.jpg
出典:静岡労働局「職業安定業務統計資料」

      

求人倍率

有効求人倍率(季節調整値)は 1.16倍 /前月 0.05pt 減少
新規求人倍率(季節調整値)は 2.18倍 /前月 0.02pt 増加
正社員の有効求人倍率(原数値)は 0.98倍 /前年同月 0.24pt 増加

 

地域別(原数値)

エリア別求人倍率10月.jpg

 
  

求職の状況

新規求職者数は 10,711人 /対前年同月比 7.2% 減少
(一般/対前年同月比 9.2% の減少、パート/対前年同月比 3.8% 減少。)
雇用保険業務統計の動きからみると、 10月の資格喪失者数は 16,191人 で対前年同月比 3.1% 増加
雇用保険受給者実人員 12,261人 /対前年同月比 23.1% 減少

  

   

求人の状況

新規求人数は 22,869人 /対前年同月比 13.5% 増加
(一般/対前年同月比 15.6% 増加、パート/対前年同月比 10.0% 増加。)

 

産業別の新規求人(前年同月比/パートを除く)

産業別求人倍率10月.jpg


 

▼有効求人倍率とは???
 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数
 つまり、有効求職者数に対する有効求人数の割合です。
 倍率が「1」だとすると、求人数と求職者数が等しいということになり、
 上回れば求職者よりも求人数が多く、下回れば求職者数の方が多いことを示します。
 有効求人倍率が「1」を下回っていると転職しにくく、
 「1」を上回っていると転職しやすい状況にある、ということです。
 
 ※有効求人数:公共職業安定所(ハローワーク)を通じた企業からの求人数
 ※有効求職者数:公共職業安定所に登録している求職者数

   

   

   

【現在の日本国内の労働力調査】

 

総務省が発表した 10月の労働力調査によると
就業者数は 2か月連続の減少、完全失業者数は 4か月連続の減少、完全失業率(季節調整値)は 前月に比べ 0.1pt 低下

 

≪ topics ≫

就業者数、雇用者数就業者数は 6659万人(前年同月比 -35万人
完全失業者数完全失業者数は 183万人(前年同月比 -32万人

完全失業率 完全失業率(季節調整値)は 2.7%。前月に比べ 0.1pt 低下

   

失業率求人倍率10月.jpg


出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」

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