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静岡2021.11.02

【静岡県】有効求人倍率-2021年9月、1.21倍(6か月ぶりの低下)/全国版求人倍率と失業率

【現在の静岡県内の雇用情勢概況】

 

静岡労働局より9月の静岡県内の有効求人倍率・有効求人数・有効求職者数が発表されました。

 (※すべて季節調整値)

9月の静岡県の有効求人倍率は 1.21倍 となり前月比 0.02pt 下回りました

全国の有効求人倍率は、1.16倍 で前月に比べて 0.02pt 上回りました。

求人は製造業中心に堅調でしたが、

新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令により、飲食業などで求人が減ったことが影響しました。
静岡労働局は雇用情勢判断を前月から据え置き、今後の見通しについては、
「全体的には改善傾向にあるが、飲食などは今後も注視する必要がある」と話しています。

        

≪ topics ≫

 求人倍率   有効求人倍率: 1.21倍(前月 -0.02pt ) ★6ヵ月ぶりの低下

 求職の状況  新規求職者数: 10,466(対前年同月比 - 5.1% 、一般は ‐ 6.7%
 求人の状況  新規求人数 : 22,035人(対前年同月比 +11.5% 、一般は +14.3%

    

21年9月_求人倍率.jpg















出典:静岡労働局「職業安定業務統計資料」

      

求人倍率

有効求人倍率(季節調整値)は 1.21倍 /前月 0.02pt 減少
新規求人倍率(季節調整値)は 2.16倍 /前月 0.03pt 増加
正社員の有効求人倍率(原数値)は 0.98倍 /前年同月 0.26pt 増加

 

地域別(原数値)

21年9月_エリア.jpg






  

求職の状況

新規求職者数は 10,466人 /対前年同月比 5.1% 減少
(一般/対前年同月比 6.7% の減少、パート/対前年同月比 2.3% 減少。)
雇用保険業務統計の動きからみると、 9月の資格喪失者数は 14,142人 で対前年同月比 8.8% 増加
雇用保険受給者実人員 12,737人 /対前年同月比 23.7% 減少

  

   

求人の状況

新規求人数は 22,035人 /対前年同月比 11.5% 増加
(一般/対前年同月比 14.3% 増加、パート/対前年同月比 6.8% 増加。)

 

産業別の新規求人(前年同月比/パートを除く)

産業別_2109.jpg








▼有効求人倍率とは???
 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数
 つまり、有効求職者数に対する有効求人数の割合です。
 倍率が「1」だとすると、求人数と求職者数が等しいということになり、
 上回れば求職者よりも求人数が多く、下回れば求職者数の方が多いことを示します。
 有効求人倍率が「1」を下回っていると転職しにくく、
 「1」を上回っていると転職しやすい状況にある、ということです。
 
 ※有効求人数:公共職業安定所(ハローワーク)を通じた企業からの求人数
 ※有効求職者数:公共職業安定所に登録している求職者数

   

   

   

【現在の日本国内の労働力調査】

 

総務省が発表した 9月の労働力調査によると
就業者数は 6か月ぶりの減少、完全失業者数は 3か月連続の減少、完全失業率(季節調整値)は 前月と同率

 

≪ topics ≫

就業者数、雇用者数就業者数は 6679万人(前年同月比 -10万人
完全失業者数完全失業者数は 192万人(前年同月比 -18万人

完全失業率 完全失業率(季節調整値)は 2.8%。前月と同率

  

失業率2109.jpg


出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」

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