2022.07.06
転職成功者プロフィール(2022年上半期版)を公開しました。
いつもリージョナルキャリア広島をご利用いただきありがとうございます。
この度、2022年上半期(1月~6月)に転職をご支援した方々のプロフィールデータをまとめましたので、下記のとおりご報告させていただきます。
※( )内は昨年同時期比
【平均年齢】
32.8歳(-3.0歳)
【男女比率】
男性62.5%:女性37.5%(-12.5%:+12.5%)
【県外からのU/Iターン比率】
58.3%(+8.3%)
【企業からの提示年収】
平均:498.3万円(-47.0万円) / 最高:708万円
【エントリーから内定までの期間】
最短:25日 / 最長:137日 → 平均66.5日
※転職活動を中断していた期間も含む
【ご入社より6ヶ月以上の定着率】
100%(-%)
※2021年7月1日~2021年12月31日の間にご入社された方々が対象
▼提示年収、業種など各種分布は以下をご覧ください。(クリックで拡大)
1. 引き続き採用ニーズは20代、30代に集中
昨年同期と同様、転職者全体に占める20代、30代の比率は95.8%(昨年91.7%)と高く、中途採用のニーズは若手に集中する傾向にあります。また転職者の平均年齢は昨年同期の36歳から32.8歳へと3.2歳も若返っているにも関わらず、平均年収は498.3万円と昨年同等の推移で、この年齢にしては高めと言えます。これには、地方上場企業の経営TOPが軒並み若返りをし、それに続く幹部にも若手の登用が目立つことが関係していると言えます。組織全体が若返りを図るなか、外部からの採用も例外なく若手が中心になっているようです。「転職限界年齢(35歳)」というワードは"今は昔"のように感じていましたが、市場のニーズは再び若手に集中しています。
2. 地方でも進む女性活用
このように採用ニーズは20代、30代に集中していますが、同時にU・Iターン比率も昨年の50%から58.3%へと高まりました。さらに注目すべき顕著な変化は、女性比率が昨年よりも12%以上伸び37.5%になったことです。優秀な女性のUターン希望者も増えていますが、女性を積極採用する企業も増加しているように感じます。 「2020年代に女性管理職30%」という政府が掲げる目標に対し、2021年にクリアできた企業は8.6%だったそうで(参考:TDB景気動向オンライン)、ここから巻き返そうという企業が増えてきているのかもしれません。地方でも上場企業を中心に、女性を積極採用しようという機運が年々高まっているように感じます。
【参考】
前回調査時のデータ(2021年通期版)はこちらをご覧ください。
2022.1.12 転職成功者プロフィール(2021年通期版)を公開しました。
昨年同時期のデータ(2021年上半期版)はこちらをご覧ください。
2021.7.5 転職成功者プロフィール(2021年上半期版)を公開しました。
※上記データは株式会社ライフサイズが運営する「リージョナルキャリア広島」「リージョナルキャリア岡山」「リージョナルキャリア福岡」の合計より算出しております。
あしからずご了承くださいますよう、お願い申し上げます。