OA機器の法人営業としてアシスタント期間を含め9年間勤めていた杉本満里奈さん。その胸の奥には、ずっと「広報」の仕事への憧れを抱いていたそうです。

一度は諦めていたものの、40歳を過ぎて子どもを持ったことをきっかけに再び思いに火が付きます。前職は岐阜県内一円を車で飛び回る仕事で、保育園から急な電話が入っても迎えに行けず、困ったことが何度もあったとそうです。そのうえ毎月の数字目標に追われ、ストレスも多い日々。「保育園にお迎えに行くときも、子どもに申し訳ない気持ちになっていました」と振り返ります。

笑顔で子どもをお迎えに行ける仕事がしたい―。そう考えた杉本さんは43歳のときに転職活動をスタート。粘り強い活動の結果、道を切り拓きます。「自分はこの年齢で、小さな子も抱えている。正社員になることすら難しいと思っていました。諦めないでチャレンジすることの大切さを実感しました」と話す杉本さんの体験談をご紹介します。