山梨県の特色
山梨県の基本情報
面積
4,465.27k㎡
2026年3月公表/国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」より
人口
791,000人
2025年4月公表/総務省
「人口推計/2025年10月1日現在人口」
人口密度
177.14人/k㎡
小数第三位以下四捨五入
山梨県の紹介・特徴
山梨県は本州の中央部に位置し、富士山や八ヶ岳、南アルプスなどの山々に囲まれた自然豊かな地域です。県土の大部分を森林が占め、澄んだ空気や豊かな水に恵まれた環境が広がっています。
年間を通じて日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きい内陸特有の気候を活かして、ぶどう・もも・すももは全国トップクラスの産地として知られています。
また、ジュエリーや織物、ワインなど、地域に根づく産業も盛んです。こうした県産品は「やまなしブランド」として発信されており、伝統産業と先端産業が共存している点も山梨県らしさの一つです。
交通面では、中央自動車道やJR中央線が整備され、首都圏からのアクセスも良好です。新宿から甲府までは特急で約90分と近く、今後はリニア中央新幹線の開業によって、県内外への移動の利便性がさらに高まることも見込まれています。
※参照:公益社団法人やまなし観光推進機構『やまなし暮らし支援センター』
山梨県の
産業・仕事について
産業構造
| 産業大分類 | 企業数(社) | 割合 |
|---|---|---|
| 卸売業、小売業 | 6,220 | 19.8% |
| 宿泊業、飲食サービス業 | 4,455 | 14.2% |
| 建設業 | 3,867 | 12.3% |
| 製造業 | 3,425 | 10.9% |
| 生活関連サービス業、娯楽業 | 2,751 | 8.8% |
| サービス業(他に分類されないもの) | 2,668 | 8.5% |
| 不動産業、物品賃貸業 | 2,286 | 7.3% |
| 医療、福祉 | 2,137 | 6.8% |
| 学術研究、専門・技術サービス業 | 1,284 | 4.1% |
| 教育、学習支援業 | 917 | 2.9% |
| 運輸業、郵便業 | 483 | 1.5% |
| 農業、林業 | 309 | 1.0% |
| 情報通信業 | 228 | 0.7% |
| 金融業、保険業 | 190 | 0.6% |
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | 67 | 0.2% |
| 複合サービス事業 | 56 | 0.2% |
| 鉱業、採石業、砂利採取業 | 19 | 0.1% |
| 漁業 | 11 | 0.0% |
| 合計 | 31,373 | 100.0% |
(総務省統計局「経済センサス」より)
産業の特徴
山梨県の県内総生産(名目)は3兆7,150億円(令和4年度)で、近年は増加傾向にあります。産業構造では、製造業を中心とした第二次産業の比率が高いことが山梨県の特徴です。県全体の製造品出荷額は2兆5,302億円(令和4年度)で、電気機械・生産用機械・電子部品などが主要分野を占めています。
【第一次産業】
県内の農業は果樹が中心で、ぶどう・もも・すももは収穫量全国1位を維持しています。耕地面積は23,000ha(令和6年度)で、果樹園の占める割合が大きく、多様な野菜、畜産物、淡水魚養殖(ニジマスなど)も地域ごとに行われています。
【第二次産業】
良質な水資源を活かし、ミネラルウォーターやワインなどの飲料産業が発展しています。また、精密機械産業が集積し、県内製造業の中核を担っています。宝飾産業も歴史が深く、貴金属装身具の生産が盛んな地域です。
【第三次産業】
第三次産業では観光業の存在感が大きく、富士山や自然公園、果樹観光などが県経済を支えています。首都圏に近い立地もあり、観光業やサービス業が地域の雇用を支える分野となっています。
※参照:内閣府「県民経済計算(県内総生産・令和4年度)」、総務省・経済産業省「令和3年経済センサス-活動調査産業別集計(製造業・概要版)」、農林水産省「山梨県の農林水産業の概要(農林水産業・令和6年度)」、公益社団法人やまなし観光推進機構『やまなし暮らし支援センター』
有効求人倍率・平均年収
| 有効求人倍率 (2026年2月/厚生労働省 「一般職業紹介状況」より) |
1.34倍 |
|---|---|
| 平均年収(男女計) (2026年3月公表/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額) |
32歳/486.0万円 |
| 37歳/520.4万円 | |
| 42歳/549.1万円 | |
| 47歳/563.3万円 |
上場企業一覧(証券コード順)
| 社名 | 本社所在地 | 業種 | 市場 |
|---|---|---|---|
株式会社プレミアムウォーターホールディングス |
山梨県富士吉田市 |
食料品 |
スタンダード |
株式会社アミューズ |
山梨県南都留郡 |
サービス業 |
プライム |
株式会社トリケミカル研究所 |
山梨県上野原市 |
化学 |
プライム |
株式会社オキサイド |
山梨県北杜市 |
電気機器 |
グロース |
リバーエレテック株式会社 |
山梨県韮崎市 |
電気機器 |
スタンダード |
株式会社エノモト |
山梨県上野原 |
電気機器 |
スタンダード |
ファナック株式会社 |
山梨県南都留郡 |
電気機器 |
プライム |
株式会社フレアス |
山梨県中巨摩郡 |
サービス業 |
グロース |
株式会社クロスフォー |
山梨県甲府市 |
その他製品 |
スタンダード |
株式会社光・彩 |
山梨県甲斐市 |
その他製品 |
スタンダード |
株式会社山梨中央銀行 |
山梨県甲府市 |
銀行業 |
プライム |
富士急行株式会社 |
山梨県富士吉田市 |
陸運業 |
プライム |
※複数の市場に上場の場合、代表的な市場のみを記載しております。また、更新日によって、最新状況と異なる場合がございます。
転職市況サマリー
山梨県には、忍野村に本社を置く大手電気機器メーカーのファナックをはじめ、東京に本社を置く上場メーカーの事業所や工場が多く立地しています。
例えば、東京エレクトロングループの一員である東京エレクトロンテクノロジーソリューションズや、富士電機、ルネサスエレクトロニクスなど、半導体関連のメーカーが複数あります。こうした企業と取引のある関連企業も周辺に立地しており、産業集積の厚みがみられます。
さらに、医療機器メーカーのテルモ、分析・計測機器メーカーのリガク、横河電機グループの横河マニュファクチャリングなども県内に事業所を構えています。こうしたメーカーでは、エンジニアに加え、製造職や管理部門でも人材需要がみられます。
また、山梨県には農業法人も複数あり、管理部門や栽培関連業務、設備保全などの求人も出ています。
山梨県の暮らしについて
家賃相場(月平均/円)
| 20~39㎡ | 39,702 |
|---|---|
| 40~59㎡ | 50,952 |
| 60~79㎡ | 51,023 |
| 80~99㎡ | 49,185 |
(2024年9月公表/総務省「令和5年住宅・土地統計調査」より算出)
地価(坪単価平均/円)
| 1 | 上野原市 | 220,935 |
|---|---|---|
| 2 | 甲府市 | 189,846 |
| 3 | 大月市 | 181,368 |
| 4 | 昭和町 | 178,309 |
| 5 | 富士吉田市 | 145,919 |
(2026年3月公表/国土交通省「地価公示」より各地区全地点の平均値を算出)
ライフスタイル
山梨県は、周囲を囲む山々が海からの湿った風を遮るため、一年を通して晴れの日が多く、比較的過ごしやすい気候です。朝夕や夏冬の気温差が大きい盆地特有の気象条件は、ぶどうやももをはじめとする果樹栽培にも適しており、「果樹王国」として知られる山梨の特色につながっています。スーパーなどでも果物が身近に手に入りやすい環境です。
一方で、山に囲まれた地形の影響もあり、多くの家庭ではプロパンガス(LPガス)が使われています。こうした点も、山梨県らしい暮らしの一面といえます。
レジャー面では、周囲の山々を活かした自然体験を楽しみやすい一方、首都圏へのアクセスもしやすく、自然の近さと都市の利便性の両方を感じながら暮らせる環境があります。
通勤方法・時間
山梨県の1世帯当たりの自動車保有台数は1.49台(2025年3月末時点)で、日常生活において車の利用が広く定着しています。通勤も自家用車が主流で、買い物や通院、子どもの送迎など、生活全般が車移動を前提としたスタイルになっています。
通勤時間は20~30分程度が一般的ですが、朝の通勤時間帯には渋滞が発生することもあるため、注意が必要です。
※参照:一般財団法人自動車検査登録情報協会「令和7年 自家用乗用車の世帯普及台数」、山梨県「令和3年社会生活基本調査 結果報告書~山梨県民のくらし~」
自治体による暮らしの支援
山梨県内の各自治体では、移住者向けに最大100万円の「移住支援金」や「お試し住宅」(甲州市など)、ライフプランの無料相談など、移住・定住を後押しするさまざまな支援制度が用意されています。
また、東京圏からの移住者や若者世代を対象に、仕事や住まい、暮らしに関する相談を受け付ける「やまなし暮らし支援センター」も設けられており、就業に関するセミナーや相談会も開催されています。
詳細は各自治体の公式サイトなどをご確認ください。
※参照:山梨県「移住支援金について」
山梨県の子育て・教育について
幼稚園・保育所数
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 幼稚園 | 3 | 50 |
| 幼保連携型認定こども園 | 0 | 68 |
(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 保育所 | 93 | 71 |
| 保育所型認定こども園 | 5 | 20 |
(2025年12月公表/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)
子育てのしやすさ
山や川、湖など、四季折々の自然を身近に感じられる山梨県では、子どもがのびのびと過ごしやすい環境があります。キャンプ場も多く、週末には親子で気軽にアウトドアを楽しめるほか、車で移動しやすい範囲に観光名所や大型ショッピングセンターもあります。
また、東京や神奈川に隣接しているため、少し足を延ばして都会の大規模なレジャー施設へ出かけることもできます。
東京などの都市圏と比べると待機児童数は少なく、子どもを預けやすい環境があります。保育園や幼稚園によっては、自然の中でのびのびと育てることを重視する施設、英語、水泳、音楽に力を入れる施設と、それぞれに特色があります。
※参照:厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ」
学校数
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 小学校 | 172 | 4 |
| 中学校 | 81 | 8 |
| 高校(通信教育を含む) | 29 | 11 |
| 大学 | 3 | 4 |
(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)
教育環境
山梨県の教育環境は、自然に囲まれた落ち着いた環境の中で学べる一方、公立高校を中心に進学を重視する土壌があります。
特に甲府南高校の理数科は県内でも難関として知られ、甲府西高校や甲府東高校とともに、難関大学を目指す生徒にとって有力な進学先となっています。
また、駿台甲府高校などの私立校も進学指導に力を入れており、進路の選択肢を広げています。なお、山梨県の高校卒業後の大学等進学率は、2024年3月の調査で62.39%(4,360人)となっています。
一方、文部科学省の調査によると、大学進学者のうち毎年70%前後が県外の大学へ進学しています。首都圏に近いことに加え、県内の大学数が限られていることも背景にあります。県内では山梨大学が主要な進学先の一つとなっています。
※参照:文部科学省「令和6年度学校基本調査」
自治体による子育て・教育の支援
山梨県では、子育て世帯を支えるさまざまな制度が用意されています。たとえば病児保育施設は、他県では居住する市町村の施設の利用に限られることが一般的ですが、山梨県では県内のどの施設でも利用することができます。こうした仕組みは、子育て世帯の利便性を高め、保護者が働き続けやすい環境づくりにもつながっています。
また、第2子以降の0歳から小学校入学までの保育料を一貫して無料とする取り組み(所得制限あり)のほか、県が策定した「やまなし子ども・子育て支援プラン」に基づき、子どもの成長に応じた支援も行われています。
教育支援としては、子どもが県外の学校に電車通学する際に利用できる通学定期券代の補助制度があります。一人暮らしによる負担を抑えられるため、進学先の選択肢を考えるうえでも支えとなります。
各種制度などの詳細は、各自治体の公式サイトなどをご確認ください。
※参照:山梨県「やまなし子ども・子育て支援プラン」
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