愛媛県の特色

愛媛県の基本情報

面積

5,675.82k㎡

2026年3月公表/国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」より

人口

1,276,000人

2025年4月公表/総務省
「人口推計/2025年10月1日現在人口」

人口密度

224.81人/k㎡

小数第三位以下四捨五入

愛媛県の紹介・特徴

愛媛県は四国の北西部に位置し、香川・徳島・高知の四国全県に隣接しています。県土の約7割を森林が占めており、高知県との県境には西日本最高峰の石鎚山と、それに連なる山々や四国カルストが広がっています。

瀬戸内海には大小さまざまな島々が点在し、宇和海にはリアス式海岸が続くなど、海と山の両方の自然を身近に感じられる地域です。地震などの災害は比較的少なく、年間平均気温は16℃前後と温暖で、穏やかな気候に恵まれています。一方で、山間部では積雪がみられ、ウィンタースポーツを楽しめる地域もあります。

また、明治時代を代表する俳人の正岡子規や、ノーベル賞作家の大江健三郎の出身地でもあり、夏目漱石の『坊っちゃん』や司馬遼太郎の『坂の上の雲』の舞台としても知られています。松山城や道後温泉など、歴史や文学にゆかりのある場所が多い点も愛媛県らしさの一つです。

※参照:愛媛県生涯学習センター データベース『えひめの記憶』

愛媛県の
産業・仕事について

産業構造

産業大分類 企業数(社) 割合
卸売業、小売業 9,651 21.9%
建設業 5,285 12.0%
宿泊業、飲食サービス業 5,142 11.7%
生活関連サービス業、娯楽業 4,392 10.0%
製造業 3,750 8.5%
サービス業(他に分類されないもの) 3,521 8.0%
医療、福祉 3,448 7.8%
不動産業、物品賃貸業 2,971 6.8%
学術研究、専門・技術サービス業 2,065 4.7%
教育、学習支援業 1,170 2.7%
運輸業、郵便業 1,143 2.6%
農業、林業 418 1.0%
金融業、保険業 383 0.9%
情報通信業 313 0.7%
漁業 169 0.4%
複合サービス事業 89 0.2%
電気・ガス・熱供給・水道業 54 0.1%
鉱業、採石業、砂利採取業 28 0.1%
合計 43,992 100.0%

(総務省統計局「経済センサス」より)

産業の特徴

愛媛県の県内総生産(令和4年度/名目)は5兆1,381億円です。産業別構成比は、第一次産業が1.8%(全国0.9%)、第二次産業が30.0%(全国26.3%)、第三次産業が67.3%(全国72.0%)で、全国平均と比べて第一次産業と第二次産業の割合が高い点に特徴があります。

【第一次産業】
八幡浜市や宇和島市は、柑橘類の栽培が盛んな地域として知られています。また、リアス式海岸が広がる豊かな海では、マダイなどの養殖業も盛んで、全国有数の生産量を持っています。

【第二次産業】
東予地域は製造業の集積地です。「紙のまち」として知られる四国中央市、技術力の高い中小機械産業が集まる新居浜市・西条市、造船業が集積し、国内最大のタオル産地でもある今治市など、地域ごとに特色ある産業構造がみられます。

【第三次産業】
第三次産業の中心は、松山市を擁する中予地域です。行政機関が集まるほか、道後温泉や松山城などの歴史・文学にゆかりのある観光地も多く、商業、観光、サービス業が地域経済を支えています。

※参照:内閣府「県民経済計算」

有効求人倍率・平均年収

有効求人倍率
(2026年2月/厚生労働省
「一般職業紹介状況」より)
1.40倍
平均年収(男女計)
(2026年3月公表/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額)
32歳/420.3万円
37歳/454.7万円
42歳/490.9万円
47歳/501.7万円

上場企業一覧(証券コード順)

社名 本社所在地 業種 市場

ベルグアース株式会社

愛媛県宇和島市

水産・農林業

スタンダード

株式会社ありがとうサービス

愛媛県今治市

小売業

スタンダード

株式会社ファインデックス

愛媛県松山市

情報・通信業

プライム

大王製紙株式会社

愛媛県四国中央市

パルプ・紙

プライム

株式会社ダイキアクシス

愛媛県松山市

その他製品

プライム

株式会社いよぎんホールディングス

愛媛県松山市

銀行業

プライム

三浦工業株式会社

愛媛県松山市

機械

プライム

井関農機株式会社

愛媛県松山市

機械

プライム

ダイコー通産株式会社

愛媛県松山市

卸売業

スタンダード

セキ株式会社

愛媛県松山市

その他製品

スタンダード

ユニ・チャーム株式会社

愛媛県四国中央市

化学

プライム

株式会社フジ

愛媛県松山市

小売業

プライム

株式会社愛媛銀行

愛媛県松山市

銀行業

プライム

株式会社ヨンキュウ

愛媛県宇和島市

卸売業

スタンダード

※複数の市場に上場の場合、代表的な市場のみを記載しております。また、更新日によって、最新状況と異なる場合がございます。

転職市況サマリー

【有効求人倍率】
愛媛県の有効求人倍率は、全国平均を上回る水準で推移しています。直近の推移は、2024年1月が1.45倍(全国平均1.27倍)、2025年1月が1.50倍(全国平均1.25倍)、2026年1月が1.49倍(全国平均1.18倍)となっています。

※参照:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」

【転職市場】
リモートワークの広がりやDX推進を背景に、IT業界やメーカーではSE人材の中途採用ニーズが高まっています。東予エリアでは、機械・金属・化学などの製造業が多いことから、技術力強化を目的としたエンジニア採用も堅調です。

また、製造業では若手経営者への世代交代に伴い、経営に近いポジションで活躍できる管理職や、顧問クラスの人材を求める動きもみられます。

愛媛県の暮らしについて

家賃相場(月平均/円)

20~39㎡ 38,093
40~59㎡ 43,947
60~79㎡ 49,767
80~99㎡ 53,654

(2024年9月公表/総務省「令和5年住宅・土地統計調査」より算出)

地価(坪単価平均/円)

1 松山市 444,923
2 松前町 228,393
3 砥部町 191,288
4 伊予市 181,028
5 八幡浜市 175,936

(2026年3月公表/国土交通省「地価公示」より各地区全地点の平均値を算出)

ライフスタイル

みかん大国として知られる愛媛県では、知り合いをたどればみかん農家に行き着くとも言われます。「みかんは買うものではなく、もらうもの」という感覚を持つ人も多く、さまざまな柑橘の品種を見分けたり、甘いみかんを選んだりする感覚が身近にあります。みかんをもらったお礼に、畑で採れた野菜や釣ってきた魚を渡すといった、人情味のあるやりとりが日常の中に残っています。

また、愛媛県には絶景ルートが多く、休日には愛車でツーリングやドライブに出かける人も多くみられます。しまなみ海道、四国カルスト縦断線、佐田岬メロディーラインなど、四国を代表するルートが身近にある点も魅力です。

さらに、祭りに対する思い入れも強く、「地方祭休暇」を設けている企業も少なくありません。県内各地では特色ある祭りや花火大会が開かれ、開催日が近づくにつれて町全体が活気づきます。当日は法被姿の人々が集まり、大きなにぎわいを見せます。

通勤方法・時間

愛媛県では車通勤が主流で、平均通勤時間は20分程度と比較的短い傾向にあります。持ち家率は65.0%(令和5年)で、市街地からやや離れた郊外や山間部に住む方の多くが、通勤に自動車を利用しています。

1世帯あたりの自動車保有台数は約1.129台(令和7年3月末現在)で、車利用が一般的な地域です。一方、松山市中心部では、路面電車を含む鉄道(JR・伊予鉄道)やバスなどの公共交通機関が発達していることに加え、平坦な道が多いため、自転車やオートバイで通勤する人も多くみられます。

なお、松山市中心部の月極駐車場の賃料は1.5~2万円程度、鉄道沿線では1万円前後、鉄道から離れた郊外では3,000円~5,000円程度です。

※参照:愛媛県HP、自動車検査登録情報協会「自家用乗用車の世帯普及台数」

自治体による暮らしの支援

各市町では、住まいや子育てを支えるさまざまな制度が設けられています。主なものは以下のとおりです。

【愛媛県移住支援事業】
東京23区への通勤者や居住者が、愛媛県内の7市(今治市、宇和島市、新居浜市、西条市、大洲市、四国中央市、西予市)のいずれかに移住し、要件を満たす対象企業へ就職した場合や、助成対象となる起業などをした場合に、最大100万円(単身者は60万円)の移住支援金が支給されます。

【移住者住宅改修支援事業】
県外からの移住者が空き家を住居用に改修する場合、リフォーム改修や家財道具の搬出など、住まいの確保に必要な経費に対して、市町と連携した最大420万円の補助が受けられます。

最新の情報は、各自治体の公式サイトなどをご確認ください。

※参照:愛媛県HP

愛媛県の子育て・教育について

幼稚園・保育所数

国公立 私立
幼稚園 38 67
幼保連携型認定こども園 17 45

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

国公立 私立
保育所 122 125
保育所型認定こども園 13 20

(2025年12月公表/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)

子育てのしやすさ

愛媛県は、海や山の豊かな自然に囲まれながら、生活の利便性も確保しやすい地域です。都市機能と自然環境のバランスが取れており、子育て世帯にとって暮らしやすい環境があります。

松山中心部から松山空港までは車で15分ほどと近く、家族での外出や旅行にも便利です。愛媛県立とべ動物園、えひめこどもの城、砥部焼陶芸館、タオル美術館、マイントピア別子など、親子で楽しめる施設も多くあります。

また、水の都・西条市をはじめ、水が澄んだ渓流も多く、加茂川、杖の淵公園、石手川のせせらぎ公園、面河渓など、川遊びができる場所にも恵まれています。

松山市は歴史ある地域で、古くからの居住者が多い一方、企業の社宅や寮も多く、転勤で県外から移り住む人も少なくありません。お遍路文化によって育まれた「おせったいの心」が根づいており、県外から来た人を温かく受け入れる風土があります。

温厚で人懐っこい県民性も相まって、地域の人やパパ友・ママ友とも良好な関係を築きやすいと感じる方も多いようです。

学校数

国公立 私立
小学校 272 0
中学校 124 3
高校(通信教育を含む) 53 11
大学 2 3

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

教育環境

愛媛県教育委員会では、「愛顔あふれる『教育立県えひめ』の実現」を掲げ、教育基本方針・重点施策に基づいた取り組みを進めています。

ICTを活用した教育環境の整備に加え、地元で働くことの良さや地域産業の魅力を学ぶ「えひめジョブチャレンジU-15事業」など、学校教育の充実に向けた施策が進められています。あわせて、教員のワーク・ライフ・バランスに配慮した働き方改革にも取り組んでいます。

高校進学においては、偏差値上位校の多くが公立高校であることから、大学進学を見据えて公立高校を志望する家庭が多い傾向があります。

一方で、中四国でも上位に位置づけられる私立進学校もあり、医学部医学科をはじめとした難関大学への進学実績を持つ学校もあります。また、公立・私立ともに文武両道に力を入れる学校が多く、スポーツ強豪校には四国外から入学する生徒もみられます。

県内には国公立・私立を合わせて5つの大学があり、その多くが松山市周辺に集まっています。なかでも、幅広い分野の教育・研究を行う総合大学が2校ある点は、愛媛県の高等教育環境を考えるうえで特徴の一つです。

※参照:愛媛県HP

自治体による子育て・教育の支援

愛媛県では、乳幼児の子育てに欠かせない紙おむつの購入負担を軽減するため、県内の紙おむつメーカーと行政が連携した支援を行っています。全国有数の紙産業の集積地という地域の強みを生かした取り組みです。

【紙のまちの子育て応援 乳児紙おむつ支給事業】
四国中央市では、1歳未満の子どもがいる保護者を対象に、「きみはまちのたから 子育て応援券」を最大40枚配布しています。登録店で、対象となる県内メーカーの紙おむつ40袋分と引き換えることができます。

【愛顔(えがお)の子育て応援事業】
四国中央市を除く県内19市町では、第2子以降の出生世帯を対象に、県内メーカーの紙おむつを登録店舗で購入する際に利用できる「愛顔っ子応援券」50,000円分が交付されます。

これらの事業は、企業と行政が連携して行う取り組みであり、地域全体で子育て世帯を支える仕組みとなっています。

なお、最新の情報は各自治体の公式サイトなどをご確認ください。

※参照:愛媛県HP

関連情報

転職成功者インタビュー

転職成功者インタビュー一覧

ページトップへ戻る