転職成功者インタビュー

株式会社ヒューネット
川上裕子さん(仮名・事業開発) 31歳

地元愛媛へのUターンで「心にゆとりが生まれた」。自身の志向性とマッチした社風にも満足。

全国展開する大手企業で映像関連作品のバイヤーとして活躍していた川上さん。新規事業開発に携わるなど充実した日々を送っていたが、「いずれは地元愛媛に帰ろう」と心に決めていたという。

30歳を機に転職活動をスタート。地元愛媛でキャラクターグッズなどの企画・制作を手掛けるヒューネット社と出会い、Uターン転職を果たした。

「愛媛に戻り、心にゆとりが生まれた」と話す川上さんに、新しい仕事や生活について伺った。

※本記事の内容は、2021年2月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
0回
活動期間
エントリーから内定まで270日間

転職前

業種
映像・音楽・書籍のレンタル・販売事業
職種
バイヤー・新規事業開発
業務内容
FC展開する映像・音楽・書籍のレンタル・販売事業を手掛ける企業に入社。店舗勤務を経て、本社にて商品企画・バイヤーとして従事。直近は新規事業開発にて、商品開発・調達業務を担当。

転職後

業種
キャラクターグッズ等の雑貨OEMメーカー
職種
新規事業開発(ECサイト運営・商品企画)
業務内容
新たに立ち上げるECサイトの担当者として、企画業務およびサイト運営に従事。その他、新規事業担当として、新規案件の開拓・開発等を担当。

外からではわからない、転職先の風土や社長の姿勢まで詳細な情報を提供してもらえた。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

新たに立ち上げるECサイトの担当者として入社し、企画段階から携わっています。現在はサイト運営を担当しながら、社内リソースを活用した新規事業の開拓にも取り組んでいます。

入社した時、当社でECサイトを立ち上げることは決定していましたが、具体的な内容やコンセプトは検討段階でした。そこで私は「SDGs」をコンセプトに提案。それが採用され、現在もサイトコンセプトの柱となっています。新規事業もSDGsやサステナブルの考え方をもとに社長に提案し、実行を託されたもの。キャリアに関係なく、社員ひとりの提案を積極的に受け入れる風土が根づいているので、高いモチベーションで仕事に取り組めています。

入社前のご経歴を教えてください。

岡山の大学を卒業後、映像ソフトや書籍のレンタル事業を展開している企業で映像作品のバイヤーや新規事業開発などを担当していました。全国展開している企業だったので転勤も何度か経験し、最後のキャリアは東京でした。

転職のきっかけは?

もともと「いずれは地元愛媛に帰ろう」と思っていましたが、時期は決めていませんでした。ただ、今までいろいろな業務を経験して仕事の幅を広げてきた自負はあるものの、「転職市場で有利」と胸を張れるほどの、特別な専門知識や資格があるわけではありません。そこで30歳という年齢を機に「そろそろUターンを実行に移すタイミングじゃないかな」と考えるようになりました。

転職活動はどのように進めましたか?

当初はネットで転職サイトを閲覧する程度でした。差し迫った理由があるわけではないし、前職の仕事にも満足していたので、わりとのんびり構えていたんです。

そんな時、一足先に愛媛へUターン転職をした友人から「ここなら地元の転職に強いと思うよ」と教えてもらったのがリージョナルキャリア愛媛でした。リージョナルキャリア愛媛にエントリーしたあと、異動などで転職活動を中断した時期もありましたが、コンサルタントの吉津さんとは定期的に連絡を取り合っていました。

吉津さんは私の転職意思を確認しつつ「転職にあたって何を大事にしたいか」といったヒアリングを丁寧にしてくれ、そこで自分の気持ちを正直に話したことが今の会社との出会いにつながったと感じています。

今の会社に決めたポイントは?

リージョナルキャリア愛媛からは数社紹介してもらいましたが、給与や休日といった労働条件だけではなく、トップの考え方や会社の理念、社内の雰囲気など、社外からはうかがい知れないような内部情報もコンサルタントを通じて提供してくれました。

その中でヒューネット社は社長がチャレンジ精神旺盛で、社内も活気があるという話を聞き「この会社は自分に合っているかも」とピンときたんです。実際に社長や社員の方々に会ってみるとイメージ通りの印象だったので、迷わず入社を決めました。

日々にゆとりが生まれ、仕事もオフタイムも満足のいくものに。

転職していかがでしたか?

いい意味で想像通りでした。「前職の会社規模が違うのでギャップを感じるかも…」と心配していましたが、取り越し苦労でしたね。もちろん「改善の余地がある」と感じることはありますが、会社のプラスになるなら提案すれば受け入れてもらえるという確信があるので、ストレスは感じません。

生活面での変化はいかがですか?

生活全体にゆとりが生まれたような気がします。東京で働いているころは、仕事を終えて家に帰るとあとは寝るだけという生活でしたが、今は趣味に没頭したりと仕事以外の時間も充実しています。

また私の場合、給与は前職とほとんど変わりませんでした。愛媛は東京に比べて物価が安いので、そういう意味でもゆとりを感じますね。

困っていることや課題はありますか?

強いて言えば情報量の違いでしょうか。東京にいた頃は街を歩いているだけで新しい文化や情報が入ってきて「あれは仕事に生かせるかも」とアイデアがわいてくることもありましたが、今はアンテナを広く張って、自分から情報を取りにいかないとキャッチできませんから。

転職してよかったと思うことは?

家族や親せきの顔を見ながら生活できるので、やはり安心感があります。それに何より物価が安くて暮らしやすい。外食一つをとっても使う金額が全然違います。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

私の場合、給与などの条件面よりも、「周囲のメンバーと協力しながら働ける環境かどうか」が会社選びのポイントでした。普通、こういった情報は中に入ってみないとわからないものですが、コンサルタントの吉津さんを通して事前に知ることができました。これがリージョナルキャリア愛媛を利用する一番のメリットかもしれません。

そのメリットを最大限生かすためにも、「自分にとって仕事をするうえで譲れないものは何か」という転職軸を明確にして、コンサルタントと共有することをおすすめします。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
吉津 雅之

30歳を機に地元・愛媛へのUターンを検討されていた川上さん。当時、東京での週末相談会でお会いしましたが、誠実かつ明るい人柄が印象的な方でした。また、映像系バイヤーとして、仕事にやりがいを感じながらキャリアを重ね、とても生き生きとされていたことを覚えています。

転職活動を中断された時期もありましたが、川上さんとは「転職にあたって何を大事にしたいか」について何度も会話を重ねました。そして、前職と同じような仕事が無いなかで、「どんな環境であれば活躍できるのか」にフォーカスし、一緒に考えながら転職活動をサポートさせていただきました。

現在、川上さんが愛媛での仕事と生活を、生き生きと満喫しているご様子を伺い、私も非常に嬉しく感じています。

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