2017.10.20
転職で「ワークライフバランス」を見直す
こんにちは。リージョナルキャリア愛媛 コンサルタントの山下です。
今回は、「ワークライフバランス」について改めて考えてみたいと思います。
弊社へご相談に来られる方々の中にも人生のライフイベントや節目で
ワークライフバランスの見直しを考えて転職相談に来られる方がいます。
一口にワークライフバランスと言っても捉え方は人それぞれ。
学校を卒業してからの長い就業人生の中でもその考え方や捉え方は変わっていくでしょう。
人生の節目でワークライフバランスの見直しを考える方が多いのだと思います。
ある本に載っていたのですが、「人が人生において幸せを感じる」条件は、
「健康」とか「愛する人や家族との時間」が上位にきて、
「仕事のやりがい」はそこには入ってこないとのこと。
もちろん人によって考え方は様々ですが、仕事とは人生の目的ではなく
「人生の幸せを感じるための手段」ということも言えるのではないでしょうか。
それでもただ単に「仕事はお金を得るための手段にすぎない」というわけではないでしょう。
そこで得られる人との出会いや自己成長など多くのことを得られる時間だと思います。
また、誰かのため、さらには社会のために自分が何かをできるという喜びを得られることはとても大切だと思います。
転職を考える際の「ワークライフバランス」とは、
単純に労働時間を短くするとか負荷を軽減するという意味ではなく、
「今は時間や労力を惜しまず新しい仕事にチャレンジするタイミングだ」とか
「今後はこれまでの経験や知識を活かしてより生産性高く仕事をして
プライベートな時間も捻出できるよう努力しよう」とか自分の今置かれた環境とやりたいこととの間で、
まさに「バランスをとる」ことなのだと感じます。
そして、忘れてはいけないことは、
自分のことだけではなく周囲や会社にしっかり貢献しながら自分の働き方を考えるという姿勢だと思います。
何かを得ようと思えば何かを犠牲にしなければならない事もありますが、
今、自分にとって何が重要かを冷静に判断する事が大切です。
私も転職コンサルタントの1人として、
ご相談に来られた方々のご状況をできるだけお伺いしてご希望に沿いたいと思っています。
全てのご希望に応えられるわけではないかもしれませんが
現実の状況と照らし合わせてご相談しながら
「良いバランスが取れる転職」のお手伝いができれば大変嬉しく思います。