2021.09.22
求人票を見る際に注意すべきポイントとは?
こんにちは。リージョナルキャリア大阪「小梅」こと梅原直哉です。
毎週配信している当ブログも、投稿再開から約半年が経過しました。
時の流れは早いもので、そのうち年末がやってくるのか・・・と今年一年を振り返る時期が近づいてきたと感じています。
関西の地域情報や転職にまつわる情報を配信しておりますが、今回は「求人票を見る際のポイント」について記載したいと思います。
まず、求人票の見方を説明する前に皆様に知って頂きたいポイントは、
「求人票はあくまでも、応募企業の表面的な条件を見る為の物である」という事です。
求人票に書いてある事を全て鵜呑みにしてはなりません。なぜなら、求人票は応募喚起の為に良い事を中心に書いてある物もあるからです。
これを踏まえた上で、求人票を見る際のポイントをご覧ください。
求人票で注視する項目は、「仕事内容」「年収」「福利厚生」の3つが代表的かと思いますが、それぞれについて説明したいと思います。
仕事内容について
仕事内容については、それぞれの企業やエージェントによって記載方法が異なる上に、代表的な仕事内容を記載しているケースがほとんどです。
組織の状況や日々の状況に応じて、求人票に記載されていなかった仕事内容を任せられる事は、普通に起こり得ます。
その為、求人票の仕事内容はあくまでも一例である事を念頭に置き、選考を通してご自身でしっかり確認される事が重要です。
入社後に「イメージしていた仕事内容と違う」という事にならないよう、入念な確認を行ってください。
年収について
年収の記載方法については「○○万円~○○万円」という形式で幅を持たせて記載している求人票がほとんどです。
このような記載方法になっているのは、年収を決定する際には「年齢・評価・前職年収・経験」等、様々な条件を考慮して決定され、変動要素が大きい為です。
従って、モデル年収イメージの記載が無い求人票は、年収のイメージを正確につかむ事が難しいです。
年収のイメージを持つ為には、求人紹介を受けたエージェントに「私だと、どの程度の年収になりそうですか?」と聞いて頂くのが良いかと思います。
企業の詳細を知っているエージェントであれば、過去の転職決定者などの例を挙げて教えて頂けると思います。
また、年収は「手取り額」ではなく「総支給額」である事にも注意が必要です。
その他には、
・記載の年収には残業代が含まれているのか
・手当は何が含まれているのか
・給与体系はどうなっているか(月給制、年俸制など)
を注意してチェックする事がポイントです。
福利厚生について
福利厚生の充実度は企業によって様々ですので、ここでは「最低限見るポイント」のみ記載します。
最低限見るポイントは「休日条件」「社会保険」の箇所かと思います。
まず、休日条件については、
「年間休日日数」「休日の曜日」「夏季・冬季休暇の有無」等が希望条件に当てはまっているかどうかを確認します。
その他、求職者の方から質問を受けるポイントとしては、「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いですが、
完全週休2日制:1週間のうち必ず2日は休みがある
週休2日制 :1か月のうち、最低1週は2日休みがある(この場合は月の何回が週休2日か確認が必要)
という点が違うという事を覚えて頂くと良いかと思います。
一見似たような表記ですが、意味は大きく違う事を理解しておく事が必要です。
また、社会保険については、「雇用保険」「労災保険」「厚生年金保険」「健康保険」の4つが記載されているかを確認する事がポイントです。
記載方法として、「社会保険完備」と記載している求人票もあります。
この表記のない求人票は、社会保険に関する確認を行う必要があると言えます。
以上、求人票を見る際のポイントの代表的な箇所をピックアップしてご説明させて頂きましたが、いかがだったでしょうか。
この点以外にも注意すべきポイントは多くありますし、内情とは異なる事が書かれている求人もあると感じています。
弊社では、各コンサルタントが企業担当も兼任しておりますので、
求人票には記載されていない裏情報まで理解いただいた上で応募をして頂く事が可能です。
ご転職活動に不安を持たれている方、是非お気軽にご相談頂ければ幸いです。
---------------------------------------------
ご登録希望の方
個別相談会への申し込み希望の方(定期開催)
---------------------------------------------