リージョナルグループ社長Blog

2016-04-13
社長が見つけたすごいもの(三田編)~vol.1

三重県担当アーリー・バードの三田です。
サミットで盛り上がる三重県からお届けする社長が見付けたスゴイモノは、県境の半分が海岸線という水産県らしく「漁業」分野です。


一次産業というと盛り上がりに欠けそうに思われるかもしれませんが、漁業は「近大マグロ」が象徴するように養殖(栽培漁業)が元気です。
三重県の南部、紀北町にあるタケムラ有限会社は、そんな養殖漁業を縁の下で支える、知る人ぞ知る漁網の加工メーカーです。


タケムラ有限会社の設立は平成6年11月で、今年22年目を迎えています。
タケムラ有限会社 ⇒ http://www.takemura-net.com/


当社は、設立当初から漁網を仕立てる仕事をしてきましたが、漁業の変遷に合わせて当社の仕事も変化してきました。
設立当初は、伊勢志摩から東紀州にかけての沿岸漁業に従事する漁師さんの使う定置網、刺網を仕立てたり、補修したりする仕事がほとんどでした。
その後、漁業が捕獲から養殖へと変遷するのに伴って、当社の主力製品も養殖生簀網へと変化しました。
今、養殖クロマグロが注目を集めていますが、相当数の養殖クロマグロが当社の仕立てた網から食卓に流通しています。


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養殖生簀網は円筒状の場合、大きさは直径50m以上、深さ30m以上と大きく、重さは10トンを超えるものもあるという大きさ、重さに漁網加工の難しさがあります。
これを新規で調製するのも容易ではありません。さらに、頻繁に海面から上げる刺網や定置網と異なり、養殖生簀網は年単位で海に入れたままになります。
養殖魚をすべて出荷し、海から引き上げた養殖生簀網には、海藻、貝殻などがびっしり付着していて、漁網の重量も新品当時の2~3倍になっていることも珍しくありません。
それを洗浄して補修し、防汚加工して再び養殖に用いるのですが、このメンテナンスの仕事は新規調製以上に大変です。それを機械化できる部分は機械化していますが、人の技術に負う部分が大きいので、熟練の技術者が担います。
広げると非常に大きい漁網の全体像を想像する「鳥の目」と、眼前に広がる小さな視野に集中する「昆虫の目」の両方を持っていないと務まらない仕事です。
この仕事の特殊性と難しさをご理解いただけましたでしょうか。


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新規で調製された漁網は、2~3年周期で陸上に引き上げてメンテナンスされて海へ戻るというサイクルを3~4回繰り返し、約10年でその寿命を終えます。
この漁網のゆりかごから墓場までのライフサイクルをワンストップでサポートするのが当社の使命です。
そんな当社の経営理念は「網で日本の漁業をサポート」です。
このワンストップの完成度を高めるために取り組んでいるテーマが3つあります。
1つ目は海から引き上げた漁網に付着している海藻、貝殻などの付着物を産業廃棄物にせずに、乾燥・粉砕してミネラルリッチな土壌改良剤として有効利用することです。
2つ目は寿命を迎えた漁網を産業廃棄物とせずに有効利用すること、3つ目は使用していない期間の漁網の保管サービスです。
これらができるようになってようやく真の『漁網のワンストップサービス』が完成します。


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当社が所在する三重県南部の人口減少、少子高齢化は進む一方です。
また、当社のお客様である漁業も企業が取り組む栽培漁業を除くと担い手の高齢化は進んでいます。
そんな中で、次代を担う当地の、あるいは漁業界の若手に働く場とやりがいを提供できる会社であり続けていただきたいと思いますし、この仕事の魅力を次代を担う若者に伝えることで当社の目指す理想の実現のお手伝いをしたいと思います。


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三重県の会社に転職するなら
リージョナルキャリア三重 ⇒ http://rs-mie.net

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